【キャブ・FI】キャブレター車とインジェクション車の違いや特徴【バイク】
どうもこんにちは^^
きょうすけです。
いつも見ていただいてありがとうございます♪
最近、グランドアクシスやらJAZZやらをいじっている最中、聞き慣れない単語が多々登場するかと思います。
私自身もそれなりに知識がついてきて、ついついポロッと用語を言ってしまうことがあります。
私自身がそうだったように、このサイトでは「できるだけ初心者の方が見てもわかるように」を心がけています!
そして最近出てきた単語の中に「キャブレター」というものが登場しました。
今回はそのキャブレターについてお話させていただこうと思います。
そして、その近しい存在”インジェクション”についても
キャブレター車・インジェクション車の相違点
キャブレター車(以下:キャブ車)・インジェクション車(以下:FI車)の大きな相違点は
ガソリンの供給方法にあります
キャブ車とは、燃料噴出装置である「キャブレター(以下:キャブ)」を搭載している車両のことを指します。
FI車も同様、燃料噴出装置である「インジェクション(以下:FI)」を搭載している車両のことを指します。
※キャブとFIを両立している車体はありません
エンジンの動作にはガソリンが必要というのはご存知かと思います。同様に空気も必要になります。
キャブ・FIは「ガソリンを霧状にし燃えやすい状態を作り、空気と混ぜるためのパーツ」です。
簡単に言うと、キャブレターは「アナログに”機械的”にガソリンの供給量を調整します」
FIは「デジタルに”電子制御”でガソリンの供給量を調整します」
キャブレターの特徴
・分解整備・調整が安価でできる
・始動性が悪い(特に冬)
・天候や環境に左右される
・国内4メーカーでの新車は製造は終了している
キャブは構成部品の中に電気部品は使用されていません。そのため分解整備や調整、オーバーホールが安価でできます。
走行中のガソリンの供給量は主に「メインジェット」と呼ばれるパーツで決められており、供給量の幅には限度があります。
そのため、マフラーを変えたり、パワーフィルター等で空気量に変化がでてしまう場合は、メインジェットを変えてガソリン量を調整して上げる必要があります。
そしてガソリン供給量に幅がないということは、外気の状態にも左右されます。
例えば冬場、ガソリンは気温が低いと気化(液体が気体になること)しにくくなります。その結果、最適に保たれていたガソリンと空気の比重が崩れ燃調が崩れます。
ガソリンの供給量はスロットル操作で決まります。
厳密に言えば、スロットルで操作しているのは「キャブ内を通過する空気の量」であり、その増減を”ベンチュリ効果”を用いることでガソリンを供給しています。
通過する空気の量が増えれば、吸い出されるガソリンは多くなる。その逆も同様。
※ベンチュリ効果→霧吹きの原理
そしてキャブ車は、2006年から順次排ガス規制の対象になり、2008年には全ての車両が対象となり新車での生産が不可能となりました。
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インジェクションの特徴
・基本的にメンテナンスは必要としない
・整備性が悪く部品も高価
・調整(改造)が難しい
・始動性が良い
・天候や環境に左右されない
キャブが機械的にガソリンを供給しているのに対し、FIは電子制御で供給量を調整しています。
走行中のあらゆる情報をもとに噴出量を決めており、天候や環境に左右されず燃調を保てます。
その結果、始動性も安定しています。
基本的にはメンテナンスフリーですが、万が一壊れてしまったりしてしまった場合、電子部品ですので整備性が悪く高価な点もあります。
そして吸排気系等の改造により燃調が狂ってしまった場合は、コンピューターでの再設定が必要となり、ひとりでに行うにはとても困難です。
ガッチガチに改造したいと言う人には向かないのかもしれません・・・。
そして前述の通り、現在の製造はFIがメインになっています。
バイクを選ぶ上でも重要なポイント
キャブレター・インジェクションの特徴をご紹介させていただきました。
これらはどちらも良し悪しがあります。
手のかかるキャブレターか、安定のインジェクションか
私はキャブレター車のほうが好きだったりします。笑
何れにせよ、バイクを維持していく上では重要なポイントになりますので、もう少し深く調べていただけたらと思います!
それでは
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