『ヘルメット』選びでのポイント!安全規格ってなに?
どうもこんにちは^^
きょうすけです。
今回はヘルメットに付いて少しだけお勉強しましょう。
ヘルメットにはどれも安全規格と言うものが設けられています。
それがないと販売が出来なかったり、日本では使えなかったりします。
また、高い安全性を示す規格も存在します。
今回はそれらの安全規格の基本的なことを確認していきましょう(^O^)/
安全規格とは?
安全規格とは、ヘルメットの安全性を示すための規格です。
日本で通用する規格は5種類あります。(以下参照)
ヘルメットの安全規格を定めるようになったのには、以下の理由があります。
また頭部という人間にとって重要な箇所を保護する上での、安全性の欠如は重症になるリスクが高いためです。
少し堅苦しく書きましたが、用はヘルメットの安全性を示しているものです。
安全規格の種類
それでは早速、安全規格を確認していきましょう(^O^)/
基本的な安全規格になりますので、知っていて損はないはずです♪
どのマークもヘルメットを見れば分かるはずですので、お手持ちのヘルメットも確認してみましょう(*^^*)
PSCマーク・PSマーク
左が「PSマーク」右が「GSマーク」
PSC(PS)マークは、製品安全協会が定めた安全基準に適合した商品に表示されるようになっています。
このマークは保険で言う強制保険と同じような類のもので、「PSCマーク・PSマーク」が無いヘルメットは、「乗車用のヘルメット」として販売・陳列が出きないようになっています。
その場合は「装飾品・観賞用のヘルメット」という扱いになります。
いないとは思いますが、ホームセンターなどで買う場合は確認してみてください。
バイク屋さんなどで買う上では、問題はないはずです。
SGマーク
SGマークの規格内容自体は、上記のPSC(PS)マークと同等です。
その違いは、第三者機関による審査かどうかにあり、SGマークを付けるかどうかは任意になります。
ですが、製品の欠落により被害が発生した場合、対人賠償保険が適用されます。(限度1億円)
任意ではあるが、日本国内に流通している大半のヘルメットは、画像のように上記のPSC(PS)マークと並んで貼られています。
気をつけなければいけないのが、海外製のヘルメットです。
厳しい規格をクリアしていて安全性には問題がなくても、PSC・SGマークが入っていないため販売できないものもあります。
これは海外との安全性に対する考え方の違いから、PSC・SGマークを取得できないケースがあります。
海外のヘルメットを検討している方は、確認してみてください。
PSC(PS)マークはメーカ内の検査で足りてしまいます。
ですから、しっかりと第三者機関での検査もあった方が当然良いですよね^^
PSC(PS)マークと同じく、このマークも要チェックです!
JIS(1種/2種)
JIS規格は、日本工業規格が定めた安全規格をクリアしていることを示しています。
125cc以下と無制限の2種類に分かれており、1種が125cc以下限定で、2種が排気量無制限です。
1種は125cc以下の二輪車の使用を想定しているので、最低限の安全確保を目的としている、
こちらは上記の物と違い任意の規格になります。
強制規格は、最低限度のレベルの安全性です。
それに比べ、任意規格はそれよりも難しい耐久テストなどを通ったものにのみ与えられます。
付いていなくても販売・着用することはできますが、付いている方が断然安全性は高いです。
これらは、バイクに乗る時の任意保険とよく似ている気がしますね^^
ただ、任意規格とは言えこれから出てくる任意規格に比べたら、安全性は低いと言っていいでしょう。
こちらも任意とは言え、最低でもJIS規格はクリアしたヘルメットが望ましいですね。
MFJ規格(公認)
MFJ規格は、日本モーターサイクル協会が定めている競技用規格です。
こちらは安全性の強度を示している訳ではなく、競技用として使うならば必要な規格になります。
別途で定められた競技用規格をクリアした、JIS規格のヘルメットが認定されるので、少なくともJIS規格以上の安全性はあることになりますね^^
競技用=安全性が高い
このイメージは間違ってはいないと思います。ただ、レースなどとは環境が変わってきます。
公道が安全!と言いたいわけではないことに注意しましょう。
SNELL規格
SNELL規格は、非営利団体スネル財団が定めている世界で一番厳しいと言われている国際規格です。
こちらの規格も任意規格でありますが、安全性では最も高い規格と言えます。
今も尚、より高い安全性を求め、5年毎に審査基準が更新されていて、トップクラスに厳しい基準を持っています。
私のヘルメットは2015年の規格ですね^^
その厳しさ故から「安全性を考えるならSNELL規格のヘルメットが良い」という人も多く見られ、ユーザーからもとても高い評価を受けています。
ヘルメットメーカーArai独自の「アライ規格」と言うのは、このSNELL規格を確実に通すための規格であり、より厳しい規格になっているそうです。
安全性の高さ、需要の高さ故に、どうしても高価なものになってしまいますね。
まとめ
ここまで安全規格を確認してきましたがいかがだったでしょうか。
実際、規格でヘルメットを選ぶっていうことは少ないと思います。
私も実際に買いに行った時は知りませんでした。笑
ただ、店員さんと話して行く中でSNELL規格を知り、最終的にはSNELL規格の付いているAraiのヘルメットを選びました^^
ヘルメットは一番大切な頭部を守ってくれる大事なものです。
あまり妥協はしないほうがいいと私は思っております。
ヘルメットを選んでいくなかで、こういった規格があるということを知ってくれたら嬉しいです(*´ω`*)
参考リンク | こちらの記事と合わせて、ヘルメット選びの参考にしてみて下さい♪ 『ヘルメット』選びでのポイント!安全規格ってなに? |
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