チューブの有無、キャスト・スポークホイール、それぞれの特徴【バイク】
どうもこんにちは^^
きょうすけです。
バイクのタイヤには色んな種類があることを確認してきました
空気圧の重要性などを確認してきましたが、その空気の保持するのに
チューブが使われているものと、使われていないものがあるのをご存知でしょうか?
今回はそれぞれの特徴を確認していきましょう(‘ω’)ノ
ホイールの種類
チューブの使わている車両にはある共通点があります。
それはスポークホイールが採用されているということ
バイクのタイヤには主に2種類のホイールが使われております。
キャストホイール 主にチューブレスタイヤを使用
スポークホイール 主にチューブタイヤを使用
もちろん例外もありますが、このパターンが多いです。
スポークホイールは写真のようなホイール
カブ、アメリカン、オフ車、旧車に採用されていることが多いです。
キャストホイールは近年の車両に多く採用されています。
Ninja400もキャストホイールですね^^
キャストホイールは、空気を保持するための「インナーライナー」というものが設けられています。
これによりチューブを使用しなくても空気の保持が可能となってます。
スポークホイールは、スポーク(棒状の金属の部品)がハブ(中心)からリム(外周)まで伸びています。
スポークのためにリム部分には穴が開いており、空気の保持が難しいです。
その為、チューブが必要不可欠になります。
それぞれの特徴
チューブタイヤとチューブレスタイヤ、それぞれチューブを使用しているかどうかの違いですが特徴は相反します。
チューブレスタイヤの特徴
- パンクしても空気が抜けにくい
- チューブがないので作業がしやすい
- チューブに関するトラブルが起きない
- タイヤ内の空気がリムに接しているので放熱に期待ができる
- 空気が抜けていることに気づきにくい
- ホイールに傷が入ると使い物にならなくなる可能性がある
- リムの変形や錆でもエアー漏れが発生する恐れがある
―良い点
―悪い点
チューブレスタイヤの最大の強みは「パンクに対して強いこと」
構造上空気が抜けづらく、釘を踏んだくらいであれ数キロくらいであれば走行が可能です。
ですが、裏を返せば「パンクに気付き辛くなる」ということにもなります。
パンクに気が付かずに走行をし続けてしまうと、タイヤやホイールに対して相当な負荷がかかります。
やがてバーストを起こし重大事故を起こしかねません。
また、チューブレスタイヤのデメリットとして「ホイールの劣化に弱い」ことが挙げられます。
構造上ホイールで空気を保持していますので、ホイールに傷が入ったり歪んだりしてしまうと空気の保持が困難になります。
そうなってしまった場合、ホイールの交換や修理が必要となる場合があります。
チューブタイヤの特徴
- ホイールの劣化に対して強い
- スポークがあるため衝撃吸収性が優れる
- パンクに気が付きやすい
- パンクしたら修理が難しく、交換も面倒
- スポークは消耗品、交換や修正が必要になる
- チューブ特有のトラブルが起きてしまう
―良い点
―悪い点
スポークホイールは、キャストに比べてデメリットが目立ちますね(;’∀’)
スポークという部品を使っている以上、どうしても手間がかかってしまいます。
キャストホイールと比べ、性能は相反しています。
”キャストホイールは見た目重視”という要素のほうが強いのかなと思います。
アメリカンやオフロードはスポークホイールが良く似合いますし
アメリカンが見た目で入れていることが多いのに対し、オフロードは使用用途に合わせ使用している場合も多いです。
キャストかスポークか、それはお好みで・・・
チューブタイヤ・チューブレスタイヤの特徴をそれぞれ確認してみましたが、いかがでしたでしょうか?
実際のところキャストホイールでチューブを使用している車両も中にはあります。
キャストだからチューブレスと限った話ではないことを覚えておいてほしいです。
それぞれの特徴を加味した上で、キャストホイールを選ぶのかスポークホイールを選ぶのかは個人の自由です。
そういった車両選びができるところも、バイクの良いところなんではないかと思います(*^^*)
それでは
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