アクセサリー電源(ACC電源)ってなに!?配線の特定方法
きょうすけです(@kyosuke400)
バイクに電装品を取り付けるとき「ACC」という単語をよく目にすると思います。
ACC電源とはアクセサリー電源と呼ばれ、電源取り出しをする上で必ず理解が必要です。
ココでは、ACC電源についての解説と、配線の特定から分岐配線の作りかたまでご紹介いたします!
アクセサリー電源とは
エンジンが停止中でも、キーをONに入れたとき使用できる電装品を「アクセサリー電源(ACC電源)」と呼びます。
USBソケットなどの電装品は、このACC電源から電気を分けてもらう必要があります。
主な、ACC電源
キーをONにしたら点灯する電装品はACC電源です。
その配線を特定し電気を分けてもらいましょう。
あくまで一例ですが、主な電装品は下記のとおりです。
ACC電源の電装品 | キーをONにしたとき |
---|---|
ポジションランプ メータ球 ヘッドライト |
点灯すればACC電源 |
ブレーキランプ | ブレーキを握って(踏んで)点灯すればACC電源 |
実践!ACC電源の特定
それでは実際にACC電源の特定をしてみましょう。
今回のモデル車両JAZZでは、キーをONにしたときにブレーキランプが光りました(踏んで動作させた)
ブレーキランプにはACC電源が来ていることがわかりましたので、ココから電源をもらってみましょう。
ブレーキランプとスイッチの仕組み
ブレーキランプと言っても、正確には「ブレーキスイッチ」から電源をもらいます。
ランプは、ブレーキペダルを踏まないと点灯しません。
コレはペダルを踏んだときに近くにあるスイッチが動作し、ランプまで通電するようになっているためです。
そのためスイッチには、常に電気が流れている配線と、動作したときに電気を送るための配線の2本来ていることがわかります。
その2本の配線のどちらかがACC電源になっているというわけです。
Rブレーキスイッチの特定
Rブレーキスイッチの場合、ペダル周辺にあることがほとんどです。
画像のようにフック状の針金があったり、配線が伸びているモノです。
Rブレーキスイッチが見つかったら配線をたどっていきます。
最終的には「カプラー」にたどり着くはずです。
接続を外したらいよいよACCの特定をしていきます。
ACCの特定
ココで使用するのが「検電テスター」です。通電しているかがわかればオッケーなので「テスター」でもできます。
検電テスターの片側をアースポイント(バッテリーのマイナス端子など)に繋げ、先の細い方を車体側のカプラーの中にぶっ刺します。 |
理由がわからない方は、危ないので必ず下記の記事に目を通してください。
【Q&A】なぜバッテリーはプラスから繋いで、マイナスから外すんでしょうか?
2箇所とも試してみると、検電テスターが反応する配線と、しない配線があるはずです。
その反応する配線こそがACC電源です。
分岐配線を作る
分岐配線を作っていくわけですが、車体側の配線は加工しないようにしましょう。コレはメインハーネスを傷つけたくないためです。
カプラの位置関係を確認し、ブレーキスイッチ側の配線を加工します。
参考リンク | ◎分岐配線の作り方はコチラのご覧ください 【配線加工】どのやり方がイイ?スプライス端子で配線を分岐させる方法2020 |
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完成イメージ |
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タグ:配線加工